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Audio Cleaning Lab 2 - 用語解説DCオフセットとは、パソコンのサウンドカードや、レコーダ等の電子機器で音声を録音した場合に音声に乗ってしまう余計なノイズの事です。
本来、録音される時は無音状態では0Vである事が理想なのですが、どうしても直流電圧の信号が入ってしまう事があります。 この直流(Direct Current)の電圧信号をDCオフセットと呼びます。 DCオフセットが乗っている状態 理想的な状態 ※波形画像はイメージです。Audio Cleaning Lab 2でこのように表示される事はありません。 [ ▲このページの上へ ]
DCオフセットはハムノイズやヒスノイズのような「サー」「ブーン」といったすぐに分かるノイズらしいノイズではないので、パっと聴いただけでは中々気が付きにくいものです。
その目立たないノイズがどういう弊害になるのかというと、まずダイナミックレンジ(音量差)を狭めてしまい、力の抜けたようなサウンドになります。 また、録音した素のままの状態では気がつかなくとも、様々なエフェクト(特にマスタリング系)を施していくと歪み感や、ノイズ、音質劣化等の症状が人間の耳でもわかるほどに起こり始めます。 また、曲の始めと終わりで「ブツッ」というノイズが入る場合もあります。 [ ▲このページの上へ ]
Audio Cleaning Lab 2では、DCオフセットを除去して正常な状態にする事が出来ます。
STEP1: DCオフセットを除去したい波形オブジェクトを選択した状態にしたら、メニューから[DCオフセットを削除]を選びます。 STEP2: DCオフセットの解析が開始されます。 STEP3: DCオフセットが検出されました。[OK]で除去を開始します。 STEP4: DCオフセットを除去します。 以上でDCオフセットの除去は完了です。 [ ▲このページの上へ ]
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